メニュー

アレルギー性鼻炎

 

アレルギー性鼻炎について

くしゃみがとまらない、鼻水・鼻づまりで息をするのも苦しい、目がかゆい。

そんな症状があったら、それはアレルギー性鼻炎かもしれません。

季節性鼻炎(花粉症)と通年性鼻炎

アレルギー性鼻炎には季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎があります。

季節性鼻炎はいわゆる花粉症ですが、その代表と言えば、スギ花粉です。スギは1月から4月にかけてたくさん花粉が飛散するので

すが、スギ花粉症に方はその時期に強い鼻炎症状をきたします。

一方、通年性鼻炎は季節によらず症状が出ます。主な原因はダニを含むハウスダスト、カビ、ペットの毛などがあります。

治療

アレルギー性鼻炎の治療には、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を抑える薬物療法(対症療法)と、アレルゲンを少量から投与してアレルゲンに慣らしていくアレルゲン免疫療法があります。

この2つにのち療法に加えて、こまめに掃除をしてアレルゲンを除去したり、マスクやゴーグルをつけてアレルゲンを回避して症状が出ないようにすることも大切です。

アレルギー性鼻炎についてご相談ください

当院では舌下免疫療法を行なっております。5歳以上の方が治療適応になります。治療の詳細は下記になります。是非気軽にご相談ください。

舌下免疫療法について

スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。

主には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていましたが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。

「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます(治療適応は5歳以上とされております)。

服用方法

1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間(3年以上を推奨)にわたり継続して服用します。

治療薬を舌の下に置き、おくすりごとに定められた時間保持したあと、飲み込みます。その後5分間はうがい・飲食を控えます。

服用前後2時間は激しい運動や入浴を避けていただく必要があります(*)。

初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。

(*)当院では、幼稚園や学校生活を考え、朝起きてすぐに服用していただくことをおすすめしています。極端に長距離でなければ、歩いての登校などの運動量では大きな問題はないとされています。

(**)スギ花粉症の場合も、スギ花粉が飛んでいない時期も含め、毎日服用する必要があります。

治療効果

長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。

症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。

副作用

主な副作用

・口の中の腫れ、かゆみ、不快感、異常感

・唇の腫れ

・のどの刺激感、ふかいかん

・耳のかゆみ

など

重大な副作用

・強いアレルギー症状(アナフィラキシー・アナフィラキシーショック)

(*)アナフィラキシーショックについては、これまでの実績では、舌下免疫療法に伴う重篤な副反応はきわめて稀とされています。副作用に伴う死亡例の報告もありません。ただ安全性を重視して、もしアレルギー症状が出現してもすぐに対応できるよう、初回は服用後1時間程度、院内に待機していただきます。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME